集客につなげるために自社のホームページを作成しても、当初予想していたほどにアクセスが伸びない場合、どこを改善すればよいのかほとんどの方はわからないわけです。
アクセスを増やすにはその方法と仕組みを理解することが重要で、そこを省いてコンテンツだけ提供しても、アクセスを増やすのは厳しいといわざるを得ません。
つまりアクセス数の向上にはアクセス分析が不可欠で、こちらではそれをおこなうための方法やツールについてご紹介していきます。
アクセス数が増える仕組み
自社のホームページへのアクセス数を増やすには、まずアクセス数が増える仕組みを理解して、それに沿った適切な施策を実行しなければいけません。
そのための仕組みは大きく分けて「検索からのアクセス」と「検索以外からのアクセス」の2つで、これらはホームページへのアクセスの基本と位置付けられます。
検索からのアクセス数については、SEOなどで検索順位を上げるのがもっとも有効で、検索ユーザーの約20%は検索結果の1ページ目で表示される記事をクリックするといわれています。
また検索以外からのアクセスには、SNSや広告、また他サイトに貼ってあるリンクからといったものがあり、これらの強化がアクセスにつながるわけです。
ホームページのアクセス数を増やす方法
アクセスを増やすにはさまざまな方法がありますが、そのすべてを実行するのはかなりの時間と労力がかかるため現実的に難しい面があります。
そのため特に効率的なものを選び実行することで、最小限の労力で最大限に近い効果が期待できるため、こちらでは3つの方法について具体的にご紹介していきます。
ユーザーに寄り添ったコンテンツを提供する
ユーザーは問題解決のためにワードを入力して検索をし、表示されたホームページにアクセスするわけですが、そこに求める回答がなければすぐに離れてしまうわけです。
つまりアクセス数を増やすには、ユーザーに有益な回答を示す必要があり、それには検索数の多いワードをコンテンツに取り入れることが求められます。
検索ボリュームを調べ、そこに表示されたワードを組み合わせてコンテンツを作ると、検索にヒットする確率が上がりアクセス数が伸びます。
ただ表示されたワードをすべて取り入れるとサイト内が複雑になり、ユーザーの離脱の原因ともなるため、シンプルでコンパクトなサイト作りを心がけてください。
オリジナリティーに富んだコンテンツを提供する
SEO対策の効果により検索結果で上位に表示されても、コンテンツ自体に魅力やオリジナリティーが無ければ、ユーザーは瞬時に自社のホームページから離脱してしまいます。
同じワードで検索された多くのサイトの中から、自社のホームページをじっくり閲覧してもらうには、他サイトとの差別化がポイントとなるわけです。
しかしオリジナリティーを出そうと、ワードから離れてしまう内容であれば本末転倒で、ワードに沿ったユーザーの利益になる情報を詰め込むことが必須条件となります。
結局のところアクセスを増やすには、オリジナリティーを盛り込んだ魅力あるコンテンツに勝るものはなく、ここに注力すべきなのです。
コンテンツの定期的な発信とリライトを徹底する
アクセスを増やすにはコンテンツの充実は欠かせないもので、その要素の1つが記事の更新回数となり、定期的に記事を更新することで、ユーザーが定着してくれるわけです。
新たな記事を投稿し続けると、全体の情報に厚みが生まれ、その結果ユーザーは過去記事も見てくれるようになり、リピート率が高くなります。
ただそのとき過去記事を見直してリライトをおこなう必要があれば、積極的におこなうことで常に鮮度の高いコンテンツが維持でき、検索エンジンからも高評価を得られるわけです。
リライト対象となる記事はクリック率が高いページで、リライトを施すことでより高い検索順位が狙え、逆にクリック数が低いページはdescriptionタグの見直しが必要です。
【アクセスを増やすには?】アクセス解析ツールを利用する
アクセス数を増やすには、どれくらいのアクセスがあり、どういった課題があるのかをまず把握しておく必要があり、その方法としてはアクセス解析ツールの利用がおすすめです。
このアクセス解析とはユーザーの性別や年齢、興味や出身地などの特徴を分類し、分析することを言い、サイトの問題点発見やコンバージョン数を増やすためにおこないます。
そしてアクセスしているユーザーの特徴や行動などのデータを自動で収集し計測してくれるツールがアクセス解析ツールなのです。
解析ツールは多く出回っていますが、重要なのは自社のホームページの在り方や方向性の確認と把握で、ここをユーザーのニーズと照らし合わせる作業が必要といえます。
【アクセスを増やすには?】アクセス数の分析を徹底する
自社のホームページへのアクセスが増えない場合、その原因を探らなければならず、具体的にはまず解析ツールでユーザーの属性や回遊状況について調べてください。
同時にユーザーがどのワードで検索してサイトに訪れているのか、またそのワードの順位についても分析をすることで改善策が見えてきます。
また市場の動向など社会情勢についても、この解析ツールで得られた情報とあわせて分析することで、アクセス数の増加につながっていきます。
解析ツールは有料のものもあり、さらに詳細な分析ができますが、自社でその分析が難しいのであれば、プロに相談するのも一つの手段です。
まとめ
いくら上質なホームページを作っても、ユーザーに見てもらえなければ、そこには意味も価値も発生しません。
自社のホームページに意味と価値を持たせるためには、多くのユーザーに訪れてもらう必要があり、そのためにはご紹介したような方法をバランスよくおこなうのが効果的です。
ただ時間的・労力的に問題があり自社で分析が難しい場合は、分析のプロである代行会社に依頼すれば、アクセス増加につながりビジネスチャンスも広がります。