内部リンクとは？最適化のポイントと留意点

SEO対策としてとりわけ重要な要素の1つに内部リンクがあります。内部リンクってよく聞く言葉だけど、どういうときに使われるの？どんな効果があるの？と疑問を抱いている方も多いでしょう。

ここでは、内部リンクの意味や、最適化するための3つの秘訣と留意点を説明します。

内部リンクとは？

外部リンクが外部のサイトへ繋がるのに対して、内部リンクは自サイト内を飛び回るため設置されるリンクを指し、自サイトのページとページを繋ぐ扉のようなものです。

一度外部リンクへ誘導すると、そこから先、どこへ行くのかはユーザー次第ですが、内部リンクは自分自身で構成することが可能です。

そのため、ユーザーを自サイトに、より長い時間引き留めておくことができ、様々な自サイト内のページを読んでもらうことに繋がります。内部リンクを最適化することで、以下の効果が期待きます。

1. クローラーの回遊性を高めインデックスを促進する
2. ユーザーが知りたい情報にアクセスし易くなり自サイト内で完結する
3. ユーザーの理解を早め満足度を向上させる

内部リンクを設置する3つの秘訣

1つ目はパンくずリストを設置しましょう。パンくずリストとは、現在閲覧中のページがサイト内でどの階層にいるのかを分かりやすく示すものです。現在位置と、辿ってきたルートを表すパンくずリストは、ユーザーにも、検索エンジンのクローラーにも重要な道標になります。

2つ目は重要な記事にリンクを集めましょう。検索順位を上げたい記事にリンクを集めることで、クローラーとユーザーが多く訪れ、有益な情報と判断されることに繋がります。

3つ目は、リンクのアンカーテキストには、リンク先の内容を表すキーワードを入れましょう。具体例は「詳細はコチラ」ではなく、「リンクを設置する秘訣に関してはコチラ」といった感じです。

内部リンクを設置するうえでの留意点

SEOにも、ユーザーの利便性を高めるためにも有効な内部リンクですが、逆効果になるケースもありますので、最後に留意点を説明します。

過度にアンカーテキストを貼り付けるなど脈略のない大量の設置は却ってユーザーからの信用や検索エンジンの評価を下げてしまいますので、適切な設計を心掛けましょう。

アンカーテキストの中身も大切です。やたらとキーワードを詰め込み過ぎたり、ランキング操作目的で複数のURLや、文言が異なるアンカーテキストを悪用して1つのページへ移動させたりするのも要注意です。

ユーザーの満足度を満たすべく快適性や利便性を考えることこそが検索順位の向上に繋がるという原点を忘れないようにしましょう。