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近年警戒されている南海トラフ地震に備え、万が一のときに少しでも平常心で行動できるよう日ごろから準備しておきましょう。
ここでは巨大地震が起きる前の備えの大切さについて解説します。
また、自宅避難になった際に必要な最低3日分の備蓄品確保と、避難所などに避難する際に持ち出す非常用持ち出し袋についても解説します。
備えあれば患いなし!南海トラフ地震が起きる前にしておくこと
南海トラフ巨大地震が起きると、多くの人が通常の生活を送れなくなるため、日ごろから備えておくのが大切です。
この記事では何から準備したらいいのかわからない人でも順序立てて備えられるよう、南海トラフ巨大地震に対する事前準備について述べていきます。
いくつかの項目に分けてわかりやすく解説しますので、いざというときのために役立ててください。
避難場所の確認をしよう!
南海トラフ巨大地震が起きる前にやっておくべき準備の1つに、避難場所の確認があります。
巨大地震が起きた際、住んでいる地域によって発生する被害や予想される被害の規模が異なるため、自分が住んでいる地域の避難場所や避難経路について知っておくのがポイントです。
まず、地域で配布されたりWebサイトに公開されたりしているハザードマップを確認し、地震や津波、土砂災害などによってどのような被害が想定されるかチェックしましょう。
次に、最寄りの避難場所や高台などの場所を確認し、避難場所に向かう経路に危険地帯がないか確認、危険な場所がある場合には迂回路も把握しておきます。
家の耐震対策
自宅の状態をチェックして家の耐震対策を講じるのも、大切な備えの1つです。
食器棚の扉が簡単に開いてしまう状態では地震の際に中の食器が飛び出てきて危険なので、揺れによって扉が開かないようロックを取り付けます。
また、背の高い家具や大型家電製品が倒れる事態も想定し、専用の器具を使って家具や家電製品をしっかり固定しておきましょう。
他にも、部屋の出入口付近や寝室に背の高い家具を置かないようにするなど、家具の置き場所にも注意が必要です。
さらに、窓ガラスが割れてケガしないよう、窓ガラスの飛散防止対策も講じておきましょう。
自宅避難用の備蓄品の確認
自宅において避難する際には、最低3日分の水や食料を家族の人数分備蓄しておく必要があります。
具体的には、水は1人1日につき3リットル、食料は長期保存可能な乾パン、チョコレート、ビスケット、パックご飯、缶詰などを用意しておきます。
また、トイレットペーパーやティッシュペーパー、食品包装用のラップフィルムなどの日用品もあると便利です。
他に、ケガや病気をしたときに備えて薬や絆創膏、常備薬など、乳幼児がいる家庭ではミルクやオムツなど、状況や家族構成に合わせて必要と思われるものを用意しておきましょう。
非常用持ち出し袋の準備
避難所に行っても必ずしも備蓄が十分とは限らないため、避難所に避難する場合を想定して非常用持ち出し袋も準備する必要があります。
非常用持ち出し袋には、飲料水、乾パンやチョコレート、ビスケットなどの食料を入れて、避難所で食料が不足している場合に備えます。
他に、絆創膏や常備薬、マスク、軍手、懐中電灯、携帯電話の充電器、携帯ラジオ、衣類、タオル、ウエットティッシュ、歯磨きセットなどを入れておきましょう。
家族それぞれが、自分の物を入れた持ち出し袋やリュックを1つずつ用意しておくのも1つの方法です。
家族で連絡方法を決める
家族全員が家にいるときに南海トラフ巨大地震が発生するとは限らず、仕事や学校に行っている時間帯などバラバラの場所にいる可能性もあります。
その場合、避難先も同じ場所とは限らず、家族の安否について心配しながら過ごさなければなりません。
そのため、前もって家族で連絡方法を決めておき、自分の状況や居場所を家族と共有できるようにしておきましょう。
災害時に利用できる、災害用伝言板や災害用伝言ダイヤルが用意されているので、いざというときすぐに利用できるよう日ごろから使い方を調べておくと安心です。
被害想定区域が考慮すべき「事前避難」
巨大地震の備えとして、事前避難について検討しておくのも大切です。
南海トラフ巨大地震の発生後は、地震が起きていない地域でも連動してあとから大きな地震が発生する可能性が高まるため、臨時情報巨大地震警戒が出ます。
この臨時情報が出た際に、津波などの被害を受けると予想される地区に住んでいる方が、前もって避難するのを事前避難と言います。
津波が起きたときにすぐに安全な場所まで避難するのが難しいと思った場合、事前避難をしておくのも命を守るうえで大切です。
ただし、臨時情報解除後も巨大地震が発生しないとは限らないため、引き続き注意して過ごしましょう。
まとめ
南海トラフ巨大地震が発生したときの備えとして、避難場所や避難経路を確認しておき、家具や家電製品が倒れてケガをしないよう耐震対策を講じておきます。
また、避難中に必要な食品や日用品などの備蓄品を用意し、家族で連絡する方法も決めておくと安心です。
津波のリスクが高い地域では事前避難も検討しましょう。
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