SEO対策のなかでも重要度が高い、metaタグをご存知でしょうか。
名前を知っていてもどのように設定するか、どうすればSEO効果が高まるか、知らない方は多いのではないでしょうか。
この記事ではmetaタグの確認方法や設定方法、特にSEO効果の高いタグを4つ解説しています。
SEO対策の1つとして、効果的なmetaタグの設定方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。
metaタグとは

metaタグ(メタタグ)は、ブラウザや検索エンジンへページの情報を伝えるためのHTMLタグのことで、meta情報とも呼ばれます。
文字化けを防いだりデバイスに合ったサイト表示にしたり、ユーザービリティにも大きく影響します。
適切に設定するとSEO評価を高められるため、metaタグはSEO対策のなかでも重要度が高いとされている項目です。
metaタグの確認方法

自分のサイトにmetaタグが正しく設定されているか、競合サイトにはどのようなmetaタグが設定されているか確認する方法は、大きく分けて2つあります。
まずはやりやすい方法で、自分のサイトのmetaタグを確認してみてください。
HTMLソースで確認
対象のページで右クリックして「ページのソースを表示」を選択、もしくは「Ctrl+U」をクリックするとHMTLソースを確認できます。
HMTLソースのheadタグ内にあるmetaタグを確認しましょう。
1つ1つ確認する必要があるため、属性やタグの意味など、ある程度HTMLの知識がある方におすすめです。
META SEO Inspectorで確認
META SEO Inspectorはさまざまなmetaデータが一度に確認できる、Googleの拡張機能です。
META SEO InspectorをGoogleに追加し、対象のページでアイコンをクリックすると、metaタグが一覧で表示されます。
HMTLソースで1つ1つ確認するよりも効率的で、HTMLの知識があまりない方や複数のページを確認したいときにおすすめです。
SEO効果の高いmetaタグ4選

metaタグにはさまざまな種類がありますが、すべてを設定する必要はありません。
ユーザビリティやSEO評価を確認し、必要に応じて設定しましょう。
ここでは、特にSEO効果が高く、設定しておいたほうがよいmetaタグを4つ解説します。
クリック率を左右するtitleとdescription
meta title(メタ タイトル)はページタイトル、meta description(メタ ディスクリプション)は記事の概要文を示すmetaタグです。
これらの役割は検索エンジンに記事の内容を知らせることですが、検索結果画面に表示されるため、クリック率にも大きく影響します。
うまくキーワードを盛り込んでユーザーの興味を引けば、クリック数を高められます。
クローラー制御のnoindexとnofollow
noindex(ノーインデックス)とnofollow(ノーフォロー)は、検索エンジンがページ情報を読み取るのを防ぐmetaタグです。
完成前で低品質もしくは重複のあるページ情報がサイト評価に含まれると、サイト全体のSEO評価が下がる危険性があります。
ページ情報を読み取らせたくないページにはnoindexやnofollowを設定しましょう。
レスポンシブデザイン対応のviewport
meta viewport(メタ ビューポイント)は、モバイル端末などさまざまなデバイス画面に合わせて、ページを適切に表示するためのmetaタグです。
サイトやページを閲覧するユーザーが、パソコンを使用するとは限りません。
スマートフォンユーザーが増加している今、レスポンシブデザインは必要不可欠で、SEO評価にも大きな影響を及ぼします。
文字を指定するcharset
meta charset(メタ キャラセット)は、ページが使用している文字コードを指定するmetaタグです。
設定されていないと、英語版など日本語以外のブラウザでページにアクセスした際、文字化けしてしまう可能性があります。
日本語のサイトでは、Unicode「utf-8」などを使って設定しましょう。
metaタグの設定方法

metaタグの設定には大きく分けて、HTMLに直接設置する方法と、WordPressのプラグインを使用する方法があります。
HTMLに直接設置する方法は、headタグ内にmetaタグを設置しますが、ある程度HTMLの知識がある方におすすめです
WordPressの場合、All in One SEOやYoast SEOなどのSEOに特化したプラグインを使用すると、簡単に管理画面からmetaタグを設置できます。
metaタグのSEO効果は間接的?

metaタグを設定したからといって、すぐにサイトのSEO評価は上がりません。
metaタグは、検索エンジンのサイト評価に直接働きかけるのではなく、ユーザビリティやクリック率を高めて間接的にSEO評価を上げる効果があります。
検索エンジンは常にアップデートしています。
metaキーワードなど重要度が以前と比べて下がったものもあるため、定期的にSEO効果を確認し、状況に応じて設定するmetaタグを検討しましょう。
まとめ

metaタグは、ブラウザや検索エンジンへページの情報を伝え、サイトのSEO評価を高める重要な役割を持っています。
すべてのmetaタグを設定する必要はなく、SEO効果を確認しながら、効果の高いmetaタグを適切に設定する必要があります。
「metaタグの設定方法がわからない」、「時間がなくてmetaタグの対応に手が回らない」などの悩みを抱えている方は、ぜひ記事作成センターにご相談ください。
metaタグの設定はもちろんのこと、サイトに最適なSEO対策を提案いたします。