ロジカルライティングとは？身近な素材で今すぐ実践できる方法を紹介

Webライターを目指す過程で、「ロジカルライティング」を身に着けると良いと聞いて、知識を深めたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、ロジカルライティングとはどのような記述方法なのかをお伝えします。身の回りの素材を使って練習できる方法もご紹介しますので、ぜひお読みください。

ロジカルライティングとは？使うとどのようなメリットがある？

ロジカルライティングは、「筋道をたてて考えたことを説明する書き方」です。就活のエントリーシートや学校の作文の授業などで推奨しています。書き出しを結論から始め、理由や具体例を提示して最後に結論でまとめる文章の形です。

始めに結論を提示することで話の概要を伝えると同時に、読者を理由が知りたくなるように誘導する効果もあります。また、筋道のとおった文章は、相手に伝わりやすい点もメリットです。
実際にロジカルライティングを意識して書き始めるとテンプレートとしても利用できます。論理的思考の形成にも役立ち、論旨のねじれのない文章が簡単に作成できる点もメリットです。

ロジカルライティングを使った身近な具体例を紹介

学校の作文では、低学年のときからロジカルライティングを実践しています。
夏休みの思い出は、花火大会へ行ったことです。初めて会場に出かけました。とても大きな音でびっくりしましたが、打ち上げるところから全部見えておもしろかったです。来年も行きたいと思いました。

始めに結論を述べて、理由とその具体例を紹介して、結果につなげています。結論から入ることにより、作文全体にリズムとメリハリを与えている点も見逃せません。時系列に語るより、伝えたい内容が明確になっています。新聞やテレビのニュースなども同じような構成になっており、注意してみると身近で多く見つかる記述スタイルです。

ロジカルライティングを実践する方法はテンプレート化？

実際にライティング作業でロジカルライティングを実践するには、テンプレートとして使うと、簡単に身につきます。中学受験の指導では定着していることから、論理的思考とセットで身につけましょう。

結論から理由、結びへの流れは、文字数の割り振りにも当てはまります。結論と結びでそれぞれ4分の1、理由を2分の1の配分がおすすめです。

この場合、理由と具体例、理由を2つなどと再配分するとさらに書きやすくなりますが、文字数にこだわり過ぎないよう注意が必要です。
論理的な記述方法や筋道をたてることに苦手意識を持たず、考えながら記述するツールととらえ、自分のスキルアップに役立てましょう。

まとめ

ロジカルライティングとは、筋道にそって考えた事柄を説明する記述方法です。
ライティング業務の他、日常生活でも多く取り入れてあり、テンプレートとしてとらえると苦手意識が消えて使いやすくなります。
実際に使ってみると論理的思考の形成に役立つことから、スキルアップにも活用しましょう。