SDGsになぜ取り組むのか?その必要性と企業・個人ができること

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SDGsには取り組むべきだとなんとなく思っていても、なぜ必要なのかがはっきりと分からない方も少なくないでしょう。

具体的な理由が分かれば、今日からでも取り組めます。

この記事ではSDGsに取り組む理由と必要性について解説するとともに、誰にでもできるSDGsの取り組み方法についてもお話ししていきます。

SDGsに取り組む必要性とは?世界が抱える課題

近年、地球の気候変動や自然災害が増えている他、著しい貧困も問題となっており、ひとつの解決策としてSDGsが注目されています。

ここからはSDGsに取り組む具体的な理由と必要性について、解説していきましょう。

地球の温暖化

現在、地球は深刻な温暖化に見舞われており、異常な夏の暑さや海面上昇率が観測されています。

地球温暖化は人々の生活にも多大な影響を与えており、洪水や干ばつ、異常気象などによっておよそ8億人以上もの人が被害を受けているのが現状です。

地球温暖化の原因となっているのが、温室効果ガスの排出や森林の伐採などをはじめとした人間の生活であり、これらの原因を取り除き地球を守るためには、SDGsに取り組むのが有効です。

汚染による環境破壊

人間の生活がもたらす地球の汚染によって、深刻な環境破壊が起きています。

地球上の陸地は2000年から2015年の間に20%以上が劣化し、世界の熱帯林は1分間にフットボール競技場30個分相当の面積が減少しています。

また、野生生物は過去40年で60%減り、海洋には1年で800万トンものプラスチックが流出している状態です。

これらの地球汚染による環境破壊を止める対策として、SDGsへの取り組みが役立ちます。

差別と貧困問題

世界には貧しい生活を強いられている人が多くいて、1日の生活を2ドル未満で過ごさざるを得ない人々が7億人以上もいます。

また、搾取的な状況下で働かされている人や強制労働に就いている人は2,500万人、児童労働を強いられている子どもは1億5,200万人以上です。

他にも栄養不足状態の人が8億人以上と、地球上では多くの差別と貧困が問題になっており、これらの問題を解決する上でSDGsは有効な取り組みとなります。

企業がおこなうSDGsの取り組み

先述したような多くの問題を解決するために、現在多くの企業がSDGsに取り組んでいます。

ここでは、現在企業が取り組んでいるSDGsの内容について解説していきましょう。

企業がSDGsに取り組む理由

少子高齢化によって消費者のニーズは多様化し、また、企業の人材不足も相まって、売上アップや事業の引き継ぎが難しくなっています。

そのような状況のもと、経営リスクの回避や新しいビジネスの好機を得るための策としてSDGsが有効と考えられるようになったのが、各企業がSDGsに取り組む理由です。

SDGsへの取り組みはビジネスの好機を得る他に、ブランドイメージの向上や、利害関係者との繋がりを強化し資金調達に役立つなど、多くのメリットをもたらします。

企業が実際におこなっている取り組み

各企業で実際に取り組んでいるSDGsの内容は多岐にわたっており、ここで一部を紹介していきましょう。

日清食品ホールディングス株式会社は貧困支援や被災地支援のためにラーメンを無償で提供、株式会社公文教育研究会は途上国の子ども達に教育支援を行っています。

また、任天堂株式会社はゲーム機開発の際に有害な化学物質が使われていない素材にしており、トヨタ自動車株式会社は安全技術や環境技術の開発に注力しています。

他にも、ビルの外壁緑化やペーパーレス化、リサイクル素材の使用など、各企業によるSDGsの取り組みはさまざまです。

誰でもできるSDGsの取り組み

SDGsへの取り組みは国や企業などの大きな組織に限らず、ひとりひとりが誰でもすぐに始められます。

具体的にどのような取り組みがあるのか、こちらで解説していきましょう。

自宅にいてもできること

日ごろ生活を送っている自宅でできるSDGsの取り組みには、以下のようなものがあります。

使っていない電気をこまめに消したりエアコンの温度を少し高めに設定したりして、無駄な電気を消費しないようにしましょう。

また、厚手のカーテンや窓ガラスに貼る断熱シートを利用して、家の断熱効果を上げる対策も節電に繋がります。

さらに、プラスチック製の使い捨て食器を使わないようにすれば、地球や海の汚染を防ぐのに役立ちます。

外出先でできること

外出先でできるSDGsの取り組みは以下のものです。

買い物の際にはエコバッグを使用してビニール袋をもらわないようにしたり、マイボトルを持ち歩いてペットボトル飲料を買わないようにしたりするとプラスチックゴミを減らせます。

また、森林資源を守る上で有効なペーパーレスのために、買い物をオンライン決済で行い無駄なレシートをもらわないのも取り組みのひとつです。

さらに、食材を買いすぎないようにすれば賞味期限切れの食材を廃棄せずに済むため、食品ロスを減らすのに役立つでしょう。

まとめ

SDGsに取り組む理由は、地球温暖化による悪影響を減らすため、地球汚染による環境破壊を止めるため、差別や貧困問題を解決するためです。

多くの企業ではさまざまなSDGsの取り組みが行われており、各企業に多くのメリットをもたらします。

また、SDGsは誰でもできるので、日々の生活の中で積極的に取り組みましょう。

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